昔ながらの防犯対策です

敷く前の注意が必要です

玉砂利

河原に行くと角の取れた石があちこちにあり、ジャリジャリと音を立てながら歩いた経験のある人がたくさんいます。住宅の周りにも河原で見つけたような石が敷き詰められていて、見た目にも綺麗な演出となっています。この石は玉砂利と呼ばれ、昔から防犯対策として使用されてきました。不審者が侵入すると周囲に敷き詰められた玉砂利の音がして室内にいる人に不審者の存在を知らせる事ができます。玉砂利は防犯カメラや光センサーと違い、設置しても景観に悪影響が出ない利点があります。枯山水のように綺麗な庭園の装いをしつつ、不審者の存在を音で知らせる機能は効率的といえます。最近では計画的に空き巣を試みる常習者を考慮して、玉砂利と併せて最新機器を投入し未然に事故を防ぐ対策をする家庭もあります。玉砂利は敷き詰める際に注意点がいくつがあります。地面は地ならしをして固めておく必要があります。この工程を踏むことで玉砂利を敷き詰めた時に地中に埋まらずに石同士を上手に擦り合わせることができます。また、雑草が生えてしまうと草が邪魔をして音がしなくなります。しっかりと雑草を取り除き、除草剤や防草シートを張るとよいでしょう。玉砂利は大半のものは白い石灰石を使用しています。洋風にも和風にも相性が良いので幅広く使用されています。中には黒い玉砂利も使用されます。雨に濡れると光沢が生まれ、和室の前などに使われています。昔ながらの防犯対策として使用されている玉砂利は定期的に手入れをしておくと、もしもの時に役に立ちます。

雑草や虫による被害も防止

作業員

神社では参道などに玉砂利が敷き詰められていますが、それは賽銭泥棒など悪い心を抱く者に、神域を荒らされることを防ぐためです。なぜなら玉砂利は、その上を歩くとガラスが割れた時のような音を発するからです。深夜は特にその音が響きやすいため、忍び込んだ悪者は自分の足音に驚き、捕まることを恐れて足早に逃げていくのです。このように一種のトラップとしての働きをするため、玉砂利は神社に限らず、旅館や店舗、さらには民家でもよく利用されています。敷くだけで泥棒が近寄りにくくなるので、手軽さから玉砂利は防犯グッズとして好評を博しているのです。もちろん防犯カメラのように、電力を供給する必要はありませんし、そのものが盗まれてしまう心配もありません。数粒程度なら盗むことは可能ですが、敷き詰められた玉砂利を全て、物音を立てずに別の場所に運ぶことは不可能なのです。また価格も20kgで約千円となっているので、防犯カメラよりもリーズナブルです。さらに玉砂利には、防草効果や防虫効果もあります。敷いておけば、日光がシャットアウトされる上に、重みで押さえつけられるため、雑草が生長しにくくなるのです。そして雑草がなければ、それを食べる虫も寄ってこなくなります。それでいて除草剤や殺虫剤のように化学物質が多く含まれていないため、人の体にも環境にも優しいと言えます。このように玉砂利は、泥棒からも雑草や虫からも人々の生活を守ることができるのです。

不審者を近付けない

庭

新築や自宅をリフォームするときに玉砂利を敷き詰める方がいます。これは、なぜかと言うと、玉砂利を敷き詰めると防犯性を高めることができるためです。泥棒は人に犯行を発見されやすい防犯性の高い住居は避ける傾向があるので、歩くとジャリジャリと音が鳴る玉砂利の敷いていると不審者が侵入してくる可能性を下げられます。万が一侵入された場合でも、音による効果で、泥棒に住居内や周辺の住宅に聞こえているのではないかと警戒させて、その場を立ち去らせることも期待できます。また、室内に人がいた場合は玉砂利の上を歩くと石同士が擦れあわせて音がなるので、泥棒が自宅に侵入してきたときはすぐに気付けるでしょう。侵入者に気づけるので、警察に電話するなどその後の対処を素早くとれます。また、防犯性を高めるだけではなく住居を快適にしてくれるというメリットももっています。家の庭や通り道は、手入れをしておかないと雑草が生えてきます。ですが、玉砂利を敷くことで地面を覆ってしまうので雑草が生えづらくなります。これは、玉砂利があるために雑草が光合成して成長するのを阻害できるためです。これ以外にも、雨の日には水たまりができないので、泥水がはねて衣服が汚れるということを防げます。逆に乾燥しているときは土ぼこりが立ち辛くなるので、洗濯物や窓が汚れにくいというのもメリットです。現在、ホームセキュリティを導入しているご家庭も増えていますが、玉砂利でさらに防犯性を高めることもできます。石の種類や色を選べるので、自宅の景観を壊さないように玉砂利を敷き詰められます。自宅の防犯性を高めたいという方は、利用してみてはいかがでしょうか。